「問題解決の基本」

(1)どんなに世の中が進化して、情報が過剰になる社会になっ
ても情報把握の基本はシンプルに捉えることが大切です。
あらゆる動きを「人間と動作」でとらえ、「主語と動詞」で表現する
ことです。5文字から5・7・5文字くらいにシンプルに表現します。
そして、「主語と動詞」の連鎖系で「じゅずだま」の数珠のように
らせん形で因果関係をとらえます。問題解決型動詞の連鎖です。

(2)例えば「彼は彼女に惚れる」・「彼は花を贈る」・「彼女は彼に
料理を作る」・「彼は彼女と映画を観る」・「彼女はネクタイを贈る」
・「彼は浜辺で未来を語る」・「彼女が彼に惚れる」・「二人は海辺
でキスする」・「二人は結婚する」・「子供が生まれる」・「家族で
海外旅行する」・「スイスに別荘をつくる」・「孫がうまれる」等。

(3)世界の情報は大きく二つに分かれます。問題点情報と
問題解決型情報です。問題点情報は全て「主語と形容詞」で
表現されます。これもシンプルに5・7・5文字くらいに表現します。
同じく「主語と形容詞」の連鎖系で「じゅずだま」の数珠のように
らせん形で問題点の因果関係をとらえます。連鎖問題構造です。

(4)例えば「品物が悪い」・「店が汚い」・「社員の態度が悪い」
・「値段が高い」・「デザインが悪い」・「在庫が無い」・「反応が遅い」
・「商品が売れない」・「利益が少ない」・「給料が少ない」・「会社が
苦しい」・「倒産が多い」・「税金が高い」・「失業者が多い」など。

(5)世界から私達の小さな頭とこころに毎日は入り込む膨大な
情報も、大きく二つに分類して問題点情報と問題解決型情報に
わけます。そして、できるだけ自分の頭で「主語と形容詞」を
「主語と動詞」に対比変換し細かく表現し、つないでいくのです。

(6)新幹線の電光掲示板のニュースや新聞の大見出しは実に
シンプルです。大概念から中概念、そして小概念と階層的に
整理して、大局着眼・小局着手で問題整理は大きくとらえ
解決策は小さく足元から創ります。強く考え生き残る方法です。

(7)常に問題点を系統的に整理して、さらにそれぞれの問題点
ごとに行動解決策を作り、系統的に整理すれば、次に打つべき
アクション・プランが即つくれます。基本は「主語と形容詞」を
「主語と動詞」に変換することです。簡単です。たくさん作り、
選択案を沢山作る人が成功します。これは訓練でつくれます。

(8)人生は学歴では決まりません。実力とはこの問題解決行動を
どれだけ沢山考えて、選択案を沢山つくり、ひとつ失敗しても、
すぐに次の手を打ち続けていくかの努力と忍耐と勇気で決まります。
小学4年中退の松下幸之助さんの偉いのは「問題解決策」を
「創る力」がすごいのです。これを「真のちから持ち」というのです。
学歴にこだわらず、おおらかに生きることです。機会というチャンス
は常に世界中の60億人に同時に公平に毎日来るからです。

(9)問題解決行動型情報の「動詞」は沢山はありません。基本は60個
ぐらいです。特に大きな問題でも解決策の「基本動詞」は一つです。
クリスマスツリーのように、最重要な基本動詞が頂点にあり、それ以外
はぶら下がり、つながり、因果関係を表現しますが、階層的に位置
付けられます。日本の危機管理の原因と対策も実は簡単です。

(10)小学5年生に解るようにやさしく表現できれば本物です。
「難しく」表現したら「誰も動きません」。解らないからです。
実際はシンプルですから、いつもシンプルにとらえ動きます。
だから、「全ての人が成功者になれる。」のです。日本人は
細部設計は上手いですが、大局観の全体設計・歴史設計・未来設計に
弱いのです。地球的鳥瞰図的視点で動的に考え動くことです。

徳尾裕久(とくおひろひさ)。