「環の思想・・・対立と交流」

・・・(1998年11月9日ベルリンの壁崩壊から10周年を迎えて。)・・・

「戦争への道」・・・・・・・・

人と人との競争心・いじめ・対立・暴力・肉体的暴力・「仮想敵」の作文・
精神的暴力・敵対・衝突・ケンカ・危機感・危機意識・紛争・戦い・争い・
国と国との戦争・「後は野となれ山となれ」・劣化ウラン爆弾から永久に
放射能がでているヘルツエゴビナとイラクの戦場・地雷が埋まる戦場。
分裂・崩壊する互いの文化と未来。こころを病む若い人々と老人。

・・・・・これが「戦争への道」への一連の「因果関係の糸」である。

「平和への道」・・・・・・・・

人と人との愛情・交流・和解・討論・討議・談話・合意・恋・愛・結び・親切・
人やモノや金や情報や智恵や文化の相互交流・スポーツ・音楽・芸術・
演劇・料理・映画・歴史的遺産・道具等の交流・協力・相互支援・助け合い・
人の交流・金(カネ)の交流・モノの交流・情報や文化や智恵の交流。
心やモノや文化の豊かさの相互交流。融合する文化と未来。明るい人々。

・・・・・これが「平和への道」への一連の「因果関係の糸」である。

「和の思想」とは、まさに「輪」になり、「話」し合い。お互いの基本的人権を
尊重して、互いの考えを尊重し、おぎない、互いに智恵を出し合い
前向きに進めていくことであろう。お互いが環になり、縁が円になりまるくなる。

まさに平和とは、たとえ、兵器を保持しても、その兵器を機能させない状態を
どれだけ、前向きに、意識的に創り上げて行くのかと言う努力の状態である。
毎日毎日その意識的努力と智恵を、生きている限り要求される世界である。

戦争に向かいやすい「因果関係の糸」を、毎日、いつも平和にむかう
「因果関係への糸」に、切り替えて、織り直す個人個人の努力がいるのだ。

労働と資本という「対立の思想」から、連鎖循環価値が拡大する「環の思想」へ
という時代がきている。労働と資本の「対立」という思想は革命と戦争を
もたらした。現代は、今こそ市場と環境における連鎖循環価値という
「環の思想」が「愛と平和と対話」を、確実にもたらすと思う。

ベルリンの壁崩壊から10年。確実に未来は「明るい方向」へ進化している。
心の中の哲学と思想の成熟が、「戦い」の無意味さと悲しさを知るからだ。

徳尾裕久(とくお ひろひさ)。