「問題解決法・TRIZとVE」

さて、すぐれた「問題解決法」として「TRIZ」(トリーズ)をご紹介します。
これは「革新的技術開発の技法」であり、世界の特許250万件から抽出した
「ロシア生まれの発明・問題解決法」です。旧ソ連で生まれアメリカの産業界
でも大ブレイクの技法です。現在アメリカの大学でも教えているとのことです。

発明とは「矛盾問題を解決すること」ですが、
TRIZの生みの親のゲンリッヒ・アルシューラーは「40の発明原理」を整理
抽出して、解決へ導き、さらに、技術革新にはパターンがあるとのことで、
「技術の進化トレンド」で技術開発の方向性を読み取り。求める機能は
技術効果が整理された事典「イフェクト」で探す仕組みです。
詳しくは日本実業出版社の「革新的技術開発の技法 図解TRIZ」を
参照して下さい。1999年7月10日初版発行・三菱総合研究所
知識創造研究部の編著者・山田郁夫監修・定価2400円です。
すでにパソコンソフトも日本語訳され販売されています。
三菱総合研究所が販売しています。私も見ましたがよく出来ています。
将来の世界・アジア・日本の商品予測のために研究したほうがいいです。

「問題定義」と「問題解決」から構成されますが、発明の世界や
問題解決の方法に関心があれば、この分野をさらに、応用し展開すれば
情報工学の世界における、新しい問題解決の領域を開発できるでしょう。
TRIZは、とてもすばらしい着眼点を教えてくれます。ノーベル賞クラスです。
ハードの開発について、世界的な発明や特許の開発に役立ちます。
また、その発想法は、ソフトの開発にも役立ちます。
また、その考え方は、政府や自治体の政策作成と決定にも役立ちます。
問題設定と問題解決法としては、実にすばらしいです。
矛盾のとらえ方と「アイデアの出し方と整理」について学べます。

また、VEについては、ローレンス・D・マイルズ著で玉井正寿監訳の
「VA/VEシステムと技法」日刊工業新聞社(昭和56年出版)
定価4500円がよい本です。「日本VE研究会」が産業能率大学の
中にありますから、パソコン検索や現場訪問で調べたらいいです。

日本の自動車・電気・工作機械・電算機の全産業でVEの技法が
現場で大変に改良改善されて応用されていますから、
これもよく勉強すれば、かならず役にたちます。
ハードだけでなくソフトや政策作成に役立ちます。
フランスではVEを義務教育で教えていて、
それが仏製品の優秀な理由の一つだと思います。

徳尾裕久(とくお ひろひさ)。